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2007年07月17日

祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日

今年も、松原中之町の「古式一里塚松錺り式」を覗かせていただきました。

台風4号が直撃コースを進みながら接近してきているので、

お天気は雨が降っています。

今年のお稚児さんのお家なら近かったので、

きっと、お練り(歩き)で来られると、楽しみにしていたのですが、

小雨、時には大雨、このお天気では諦めるしかないですね。 まったく持って残念です。


しかし、そんな失望感を吹き飛ばす、サプライズが待っていたのです。

そう、奥座敷で薄茶の接待を戴くことが出来たのです。

これは、行って誰でも戴ける訳ではありませんので、とっても幸運でした。


祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日

”木の実の菓子”と薄茶を水で点て、お稚児さんに振舞われるのが慣わしとなっていますが、

このお菓子は、"きぬた"で有名な『長久堂さん』で作られ、

松竹梅を模った意匠になっています。

ふくよかな松に、竹の葉と梅の実があしらわれています。


座敷の奥には、祇園社の祠があり、「一里塚松錺り」と神饌が見えています。

祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日


神饌がよく見えるように、拡大画像↓でどうぞ。

去年は見ることが出来なかった、左右のアラメ籠の車エビ三匹、鯛の尾頭付きも、

まだそのまま残っていました。

因みに、右が雄松、左が雌松。
根元の黒いのが、目籠にアラメを巻き覆ったもので、
それに車エビがそれぞれ三匹ずつ着けられています。

祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日

そうこうしていたら、あっという間にエビと鯛は下げられてしまいました。

この季節ですから、痛まないようにすぐに下げられるのです。

祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日


りっぱな真鯛でした。重さも相当ありそうで、腹の厚みがすごかったです。

お造りにして、お町内の方々に振舞われるそうです。

これは旨いでしょう。

祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日


接待で戴ける薄茶というのは、抹茶に冷水を注ぎ茶筌で溶いたもので、

蒸し暑い京都の夏には、最適な飲み物ですね。

決して苦くなく、ほんのりとした甘みと爽やかな抹茶の香りで、

清々しい涼を愉しむことができます。

祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日
祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日
祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日


恥ずかしながら、私も戴いております。

茶道など無縁の私ですので、一瞬焦りましたが、

口の中で広がった抹茶の香りが、高ぶった気持ちを静かになだめてくれました。

祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日


短い時間でしたが、とても贅沢な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

松原中之町の皆様には、この場で御礼申し上げます。

祇園祭2007・古式一里塚松錺り式 7月14日


★この行事の詳細情報は、こちらもご参考に。    地図はこちら
祇園祭2006 古式一里塚松飾 7月14日
祇園祭2006 中之町・神剣長刀の拓本


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